異例!アジア予選再試合
ハンドボールの日本での人気は、あまり高いとはいえません。
しかし、国内のハンドボールへの注目度は、北京オリンピックアジア予選の際、急遽予選のやり直しが決まったことで、一気に高まったような気がします。
1月23日に行われた練習には、会場になんと約150人もの報道陣が押し寄せたそうです。
これまでは、そんなに集まることは、なかったのでしょう。予選をやり直すという、事態の大きさを改めて実感させられます。
事の発端は、昨年夏に行われた予選で、中東地域の審判に不可解な判定があったことが原因とされていますが、根はとても深くにあります。
ハンドボールのアジア大陸を管轄している団体である、アジアハンドボール連盟(以下AHF)は、クウェートの王族が実権を握っています。その為、中東勢が有利になる判定が、以前から度々指摘されていたそうです。
今回は、日韓が直訴し、国際連盟(以下IHF)が再試合の開催を決めましたが、その開催をAHFは拒否した為、結局IHFの管理下で、予選のやり直しを行なうこととなりました。
AHFは、再予選の開催は不当だとして、スポーツ仲裁裁判所に提訴しています。
事態を収束する為にIHFは、今後の五輪や世界選手権大陸別予選などをすべて、IHFの管理下へ置くことを通達しました。
これを受け、AHFは予選のやり直しに参加した場合、日本ハンドボール協会を除名処分とすることを勧告しています。
日韓の処分は、1月27日にクウェートで開かれる臨時理事会で審議するものと見られています。
よって依然予断を許さない状況ですが、再試合まで残すところ1週間となり、チームは韓国戦に向けて集中しているようです。
日本への風当たりは強いですが、なんとか北京オリンピックに出場してほしいですね。